🎼音楽についてあれこれ🎵

 

イタリアからの返事、というか「ＣＤが届きましたよ」、のメールが来ました。

 

昨年の12月初めだったかでしたが、何やかんやと忙しく、ご報告が今ごろになってしまいました。ごめんなさい。

 

で、最初のメール⬇️はGoogleの自動翻訳がひどかったので私の拙訳で載せましたが、今回はまあまあかと思い（何様だよ 笑）、そのまま載せました（実は訳が面倒くさかった(^o^;)）。

 

メルアドにmellowrecordsとあったのでＣＤショップかと思ったらレコードレーベルだったんですね。しかも日本の複数のグループのプロデュースまでやっているとは、、、。

 

でもプロモーターもやっているわけではなさそうなので、高津バンドのイタリア縦断コンサートツアーはなさそうです（笑）。

 

私のホームページも読んでくれたらしく（なぜ私のことを知ったのか分からない、と書いた私の疑問に答えてくれている。やっぱりGoogle 自動翻訳かなあ(^_^;)）、ありがたいことです。これがきっかけで何かが起こればいいんですけどね。期待してしまいます（ないない 笑）。

　　　　　　　　2024.1.1

 

 

 

先月、何とイタリアの知らない人から突然Eメールをもらいまして、びっくりなのですが、私なりに翻訳いたしますと、どうやら次のような内容らしいんです。

 

「親愛なる高津さま

 

お手間を取らせまして申し訳ありません。あなたのCDを2枚ほど購入したいのですが、こちらはイタリア在住でして入手できないのです。

 

もし発送していただけるようであれば大変ありがたいです。

 

あなたの音楽に感謝を。

 

よろしくお願いいたします。

 

　　マウロ・モロニ 」

 

大変うれしい話で、メルアドにmellowrecordsと入っていることからレコード屋さんじゃないかな、と思うのですが、でもどうやって私のCDを知り、メルアドまで分かったのか、今はまだ謎です。それを問いただすほどの英語力を私は持ち合わせていない。(^o^;)

 

口座を教えてくれれば料金を支払います、とも、この後のメールで言ってきたのですが、こちらがその方法が分からない（笑）。

 

で今日（11日）やっと、EMSという国際小包で、CDを2枚じゃなく4枚送り、’’イタリアの人たちに私の音楽を聴いてもらえるだけで充分嬉しいので代金は要らないが、よければ動物愛護団体にでもいくらかでも寄付してください ’’、という手紙を添えました。

 

イタリアからのメールの話をバンドメンバーに伝えたら「わお！　どうしよう、イタリアでコンサートの話が来たら！」とはしゃいでました（笑）。

 

そんなことにはならないと思いますが、「万が一あったら、1週間、いや10日ほど仕事お休みをいただいて行ってきましょう」と伝えました（大笑）。

 

最近のちょっと嬉しいトピックでした。今年の私的10大ニュースに入りますね、これは。

　　　　　　　　2023.11.11

 

 

いやー、なかなか更新できなくてゴメン。m(__)m　何かと忙し、、、いや、年齢のせいか面倒くさくなってきて、、、いやいやいや、ごめんなさい。🙇

 

これ、3月のことなんだけど、ロンドン・ロイヤルフィルハーモニーオーケストラの50枚組！のBOX CDを買っちゃいました。衝動買いかなあ。もちろん中古で、送料込みで3600円ぐらいだったか。ね、安いでしょ？

 

でもこれ死ぬまでに全部聴けるのかなあ？(^_^;)　一応iPodには時間かけて全て入れたけど。

 

内容はモーツァルトが一番多くて10枚。次がベートーヴェンの7枚、次いでチャイコフスキー5枚、ショパン3枚、シューベルト2枚、、、etc.と続き、プロコフィエフ、サン＝サーンス、ビゼーに至っては3人で1枚、と。💦

 

残念なのはベートーヴェンの交響曲7番が入ってないことだな。1番、3番、5番、6番、9番は入っていて。でもフルトヴェングラーの7番を持ってるからいいか。

 

ヴィヴァルディ「四季」とラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」は入ってました。パッヘルベルのカノンも入ってますよ。

 

さあて、いつから、いやどれから聴こうかな。。。(^-^;

　　　　　　　　　　2023.6.24

 

  

 

高津の書く歌詞と曲想は、恐らくこの3つの詩と3つの和歌（短歌）の持つ何かから生まれているのではないかと思われます（他人事か！ 笑）。いずれも20代から30代にかけて知り、読み、感動を覚えたもの。

 

 

　不出来な絵　　　　石垣りん

 

この絵を貴方にさしあげます

 

下手ですが

心をこめて描きました

 

向こうに見える一本の道

あそこに

私の思いが通っております

 

その向こうに展けた空

うす紫とバラ色の

あれは私の見た空、美しい空

 

それらをささえる湖と

湖につき出た青い岬

すべて私が見、心に抱き

そして愛した風景

 

あまりに不出来なこの絵を

はずかしいと思えばとても上げられない

けれど貴方は欲しい、と言われる

 

下手だからいやですと

言い張ってみたものの

そんな依怙地さを通してきたのが

いま迄の私であったように

ふと、思われ

それでさしあげる気になりました

 

そうです

下手だからみっともないという

それは世間体

遠慮や見得のまじり合い

そのかげで

私はひそかに

でも愛している

自分が描いた

その対象になったものを

ことごとく愛している

と、きっぱり思っているのです

 

これもどうやら

私の過去を思わせる

この絵の風景に日暮れがやってきても

この絵の風景に冬がきて

木々が裸になったとしても

ああ、愛している

まだ愛している

と、思うのです

それだけ、それっきり

 

不出来な私の過去のように

下手ですが精一ぱい

心をこめて描きました。

 

 

　あいたくて　　　　　工藤直子

 

だれかに　あいたくて

なにかに　あいたくて

生まれてきた──

そんな気がするのだけれど

 

それが　だれなのか　なになのか

あえるのは　いつなのか──

 

おつかいの　とちゅうで

迷ってしまった子どもみたい

とほうに　くれている

 

それでも　手のなかに

みえないことづけを

にぎりしめているような気がするから

それを手わたさなくちゃ

だから

 

あいたくて

 

 

　芝 生　　　　　谷川俊太郎

 

そして私はいつか

どこかから来て

不意にこの芝生の上に立っていた

なすべきことはすべて

私の細胞が記憶していた

だから私は人間の形をし

幸せについて語りさえしたのだ

 

 

以下は式子内親王（しきしないしんのう・しょくしないしんのう　1149年？~1201年？）の和歌です。3首のみ記します。

 

　忘れてはうち歎かるる夕べかな我のみ知りて過ぐる月日を

 

　尋ぬべき道こそなけれ人知れず心は馴れて行き返れども

 

　見しことも見ぬ行末もかりそめの枕に浮ぶまぼろしの中

 

 

もちろん、これらの詩歌のほかにもたくさん、記憶に残っているものはあります。でも、強く心に刻まれているのは、この3つの詩と、式子内親王の3首です。恐らく私の作る曲たちの奥底には、絶えずこれらの歌が流れているのです。

　　　　　　　　　　2022.8.4

 

 

 

カポタスト、ってご存じでしょうか。ギターを弾く人なら分かりますよね。ピアノやオルガンではあり得ない、装着することで簡単に移調できるギター用の魔法の器具です。(^_^)　尤も、最近のシンセサイザーなどでは簡単に音程を変えられるらしいですが。

 

で、そのカポタスト、略してカポ、主にアコギ用に使ってますが、締め付け具合やフレットのR（丸み）の形にぴったり合ったものでないと、どれかの弦がビビったりします。だから特に音の繊細なアコギにとってはビビらない、ギター（フレット）と相性抜群のカポを見つけることはとても大事なんです。

 

で、以前はSHUBB（シャブ。響きが悪いな 笑）というメーカーのものがかなり良く、使用していました。次にもっと良いらしい、と聞きPlanet Waves（現D'Addario）のものを。これはネジ式で締めるのだけど、その精密感ある感触がまた良い。それでもこのところ、かすかにビビる弦がある気がして、少し不満を覚えてきました。古くなって、ゴム部分が劣化してきたのかも。

 

ところが、最新の技術を用いて、1弦から6弦までのそれぞれに均等に力がかかるように作られたという、もうこれは究極の、G7TH（ジーセブンス）というメーカーのPerformance3 ARTというカポがあるのをつい最近知りました。発売当初は￥8000ぐらいしたらしいです。わたしゃ買えません。でも中古でやっと￥3900のを見つけて思い切って買いました。中古でも￥5000ぐらいが相場なんですよ。高いね。LUXのプリメインアンプ（ステレオ用）を売っぱらってやっと買えたんです。それが上写真左下のもの。うーむ、見てみるとさすがに高級感あるなあ。。。(^_^;)

 

で、上写真の右上はやはり同時期に買った、非常に原始的な構造の、相当に古～い感じのカポ。名無し。私はペンチカポと呼んでいます（笑）。もちろん中古で、たった￥600でした。送料込みで。

 

で、当然G7THのものが完璧で非の打ち所がない！　と思うでしょ？　私はそう思ってました。手に取るまでは（笑）。でも装着してみたら、、、あれれ？　やっぱり開放弦のような濁りのない音じゃない。少し不自然な響き。。。５弦あたりがかすかにビビりかけているような、、、。あ～～～がっかり。(-_-;)　もう、すぐに売っぱらっちまおうと思いましたよ。

 

でも悔しいからあれこれ相当試してやってみて、相当きつく締め上げてみたら、おお！　何とか良い感じに。良かった。銭失いしなくて済んだ。ほっ。(^_^;)　だってカポに￥3900て、大金ですよ、私にとっては。(◞‸◟)

 

さてお待たせしました。それでいよいよ右上のペンチカポです。。。

 

ででで、何と！　これがいいんです。音がビビらん！！　￥600なのに。原始的なのに。締め付け強さなんて変えられないのに。￥600なのに（また言う 笑）。

 

多分ネックとの丸みの形状がピッタリなんでしょうね。

 

だったら大金はたいてG7THのなんか買わなくても良かったじゃん！　なんてね。(^_^;)

 

でも届くまで（どちらもヤフオクです）どんな具合か分からなかったからね。鮮やかな緑色が気に入って、ダメ元で購入を決めたんです。多分✖と思ってた。許せ、ペンチカポ。

(；一_一)

 

という、ペンチカポ最高、という話でした。あ、でも装着するときものすごい力が必要で、片手だけじゃまず無理、というのはあるけれど。(^_^;)　カッコ良くもない、いや、悪いし（笑）。でも￥600！（またまた言う 笑）

 

右下のフライングVのピンバッジはカポの話とは全然関係ないのだけど、同時期にV仲間の友達（上の扉写真のVキーホルダーを譲ってくれた人）からプレゼントされたものです。嬉しいので何となく載せました（笑）。

　　　　　　　　　2022.6.13

 

 

 

動画にコメントしてあるので解説なんていらないと思いましたが、前回書いたので一応。こぼれ話を中心に。(^_^;)

 

2011年10月　新宿クロウダディクラブ

19歳

　大塚Welcome backに続くT-Friends2回目のライブ。久々の新曲「19歳」を初披露。楽しい曲が増えて自分もメンバーもウキウキ。tutututu・・・の箇所は「チュ」と「トゥ」の中間の発音です。意味は特になし。(^▽^;)

Blowin' Free

　ご存じWishbone Ashのカバー。これをやったのはこの1回きりだったかも。惜しいな。今でもレパートリーに加えたい気持ちがある。(^-^)

Here, There, and Everywhere(^-^)

　何しろ高校時代からずーーっと歌ってきた曲なのだけど、バンドでの動画・音源はこれきりなので貴重。

Affinity 

　これもこの時きり。何しろキーボードプレーヤーがメンバーにいることが少なかったので。飯野さんが短期間でマスターしたのにはびっくり。『マギー七部作』のひとつ、かな。対象は異なる人物なのだけれど。

悪魔のトリル

　この曲もここでのものだけかも。シルエレでもやったけど弦を切ってしまったので。

 

2013年5月　池袋RED-Zone

 燃え尽きた心に残るものは

　石井君のベースがよく歌っていて好き。(^-^)

 

2014年5月　シルバーエレファント

No Matter What

　Badfingerのカバー。彼らの曲では2番目に好きな曲だが、キャッチーさでは一番。北山君が「オレのためにやってくれた？」と聞いてきた。そのとおり。中井君が「もう飽きた」といったので、以後やってない。残念。

Can't Find My Way Home

　中井君が「これやりたい」と推薦してきた曲。高音が厳しくて（私のボーカル）、このあと久米川Pop Rockでしかやってない。

Turn! Turn! Turn!

　12弦ではやっぱりこれでしょう。「Mr. Tambourine Man」もいいけど有名すぎて、こっちのほうが玄人受けするよね。(^_^;)

西尾令子のテーマ

　この時のがベストプレイじゃないかな。この曲が好きだと言ってくれる古い友人もいて嬉しい。1972年頃（セレナーデ以前）に作った曲で、現在のレパートリー中では最も古い。西尾令子は松本零士さんの「男おいどん」に出てくるヒロインの一人で、私は一番好き（笑）。中井君、石井君もその漫画を知っていたのみならずヒロインの名前まで憶えていたのにはびっくり。彼らがまだ生まれてない頃の作品なのに。

Madam Killer

　ペンギンハウスでは最初の8小節を失敗しているので（誰も気付いてないけど　笑）こちらが完全版。私作曲のインスト曲は「西尾令子」とこの2曲のみかな？

 

2019年12月　クリスマスコンサート

冬のランプ

　弾き語りでこの曲をやるのにやっと慣れてきたかな。

埴生の宿

　突然こんな曲をやったらそりゃびっくりするだろうけど、この時はお年寄りも大勢。オレももうすぐその範疇だったんだけど（笑）。

 

2020年　居酒屋くんちゃん

Here, There, and Everywhere

　ビートルズでいちばん好きな曲なので何度でも歌わさせてください。(^_^;)

　酔っぱらってる2人（ひとりは清生君、もう一人は元インカ帝国、3〇〇劇団員のM）がいい感じで適当に（笑）コーラスを。(^-^)　

Without You 

　ニルソンのカバー曲。この曲でのギターソロ、弾いてて自分でも気持ちいいので、何度でもやらさせてください。(^▽^;)

燃え尽きた心に残るものは

　この曲の弾き語りもいい感じにこなれてきた。ほんとはコーラスも入れてやりたいんだけどね。

 

2020年7月　所沢チコチコ

抱きしめたい

　弾き語り。初めての会場なので、名刺代わりに一曲。(^_^;)

Here, There, and Everywhere

　同年代（よりちょっと下）のお客さんが多かったので、ビートルズもやらなきゃ、と。

Your Song

   これは花北コンビの思い出の曲でもあるんだけど、私も好きなので。鷹野さんと協議してこの曲に決定。ピアノいいよね。

Let It Be

　鷹野さん初参加の2019年のバンドマルシェでもやった曲なのですんなり決まった。私がギター1本でやることもあるけど、やっぱりピアノがあると違うよね。

海にとけこんで

　これもピアノあっての曲。鷹野さんのいい感じのピアノで私も気持ちよかった。

 

2021年12月　所沢チコチコ

火の山の子守歌

　元は女声合唱用の曲。いつものリハスタジオの隣の部屋で女性コーラスの人たちが歌っているのを聴いて、ああ、いい曲だな、と思い「それ、なんていう曲ですか？」と聞いたら指導の先生が優しく、楽譜までくださって。で、次に会ったときに披露したらみんながコーラスしてくれて感動した！　でもこの日のライブは声の調子が悪く、、、。(~_~;)

In My Life

　おなじみビートルズのカバー。でもやっぱり声が、、、

Without You

　第1部のラスト曲。ルーパー使用で延々とギターソロ。「くんちゃん」でのソロとは全く異なるので、興味のある方は聴き比べてみてください。

メヌエット

　以前に一度だけ、家から一番近いカフェバーで演奏したことがある。その時以来の2度目。福生時代に作った、実はすごく古い曲。これもルーパー使用でギターソロを。原題は「なつめのメヌエット」。なつめ、は伊藤政則とのバンドVictimの当時のファンの子の名前で、すごく良い名前だな、と思ってタイトルにもらった。

Bye Bye Love（牛浜ブラザース）

　ぶっつけにしては何とかやりきれたかな。北山君は「オレが歌うのは1番？　2番？　どっちだっけ？」と完全に忘れていたよう（笑）。2019年のセレナーデ再結成コンサートの時もやったのに、、、(^_^;)

　　　　　　　　　2022.5.4

 

 

 

久方ぶりにYouTubeに動画を投稿しました。あまり出来の良い演奏ではなかったので（もちろん私のみが）、アップするのをためらっていたのですが、ライブもままならない昨今、思い切って公開することにしました。

 

まあ、この出来なので、今回からは⇩低評価が付くのもやむを得ないかと覚悟はしています。(^_^;)

 

まずは2018年11月11日の高円寺Green Appleでの高津バンドの演奏から。「Wonderful Tonight」は途中1か所、画像が途切れます。ごめんなさい。あれ？　切れてない？？

 

●赤い自転車に乗って

　4曲目とアンコールと2回やって、最初の時の櫻本君のソロがすごく良かったのですが、私が歌詞をミスったので、アンコールのほうを。(~_~;)

●C・O・S・M・O・S

前年のペンギンハウスに続いての演奏。当時の新曲。ギターソロがペンギンハウスの時よりワイルド？ 

●ノクターン

それほどいい演奏ではなかったかもしれませんが、とにかく聴いてもらおうと。あまりやることのない曲なので、貴重かも。

●海にとけこんで

　エンディングのギターソロが櫻本君とのバトルになっています。もう少しリハ時間があれば、もっといいソロになっていたのですが・・・。

●Wonderful Tonight

ご存じE.クラプトンのカバーです。これもギターソロが弾きたくて演奏する曲です（原曲にはない）。途中、画像が途切れる箇所があります。すみません。連続30分しか撮影できないカメラで撮ってしまったものですから。しかもうちのショボい編集機材（実はテレビに内蔵の録画機能）ではうまく繋げませんでした。(~_~;)

 

次は昨年末の所沢カフェチコチコでのソロライブから何曲かピックアップしてアップロード予定です。カバーが多くなりますが、少しでも楽しんでいただけたらと思っています。

 

ではでは。m(__)m　　　2022.1.31

 

 

 

おおよそ2か月ぶりの更新。ここでいいのかな？　「日々」のほうかな、と迷って、結局こっちに。ギターの写真だし(苦笑)。

 

ただ今断捨離中で、本やら何やら捨てたり売っ払ったり。いずれフイルムカメラも。

 

で、ギターも整理して、10年ぐらい前に買った木製のギタースタンドがやっと活躍できる日が来ました（左）。（整理してまだこんなにあるんかい！ 笑）いや、まだ少し（大笑）。

 

だけどこれも5年後には半分に、8年後には3台に、10年後には1台になるんだろうなあ。。。。（淋・・・　病気のほうじゃないぞ 笑）

 

でもその時々で、どれを残すか迷うだろうなあ。。。

 

なんか寂しい話になってしまっているけど、昨年、やっと私を探し当てて、メールをくれた札幌在住の元バンド仲間が、4月に亡くなっていたことを聞いて(闘病中だった)、自分も真剣に終活を考えるようになった、、、というわけでもない？のかどうだか、まあ、とにかく部屋を片付けようと思った次第。

 

それにしても高校時代にバンドのドラマーが交通事故で亡くなったのは例外としても、ここ10年ぐらいでドラマーの高野（藤田）秀君（良い声の持ち主で、私の声との相性が抜群。ハーモニーが奇麗だった。安定したドラミングも好きだった）、二宮さん(正利君のお兄さん。初めてのバンドのギタリスト。とうとう再会は叶わなかった)、小松博吉君（私のバンド史上、最高のドラマー）、そして4月の山崎（斎藤）祐二君（私よりも高音が出るボーカリストだった）と、、、、いずれも病気だったけど、自分のことも考えなくちゃ、と思った。

 

余談だけど、みりんも7月12日に亡くなりました。

　　　　　　　　　　2021.9.24

 

 

 

 

今月18日に、寺内タケシさんが亡くなられました。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

私が、ギタリストとして、寺内さんの影響を受けていたかは分かりませんが、初めての自分のバンドでもバニーズの曲をレパートリーにしていた(たぶん)ぐらいでしたから、何らかの影響はあったでしょうね。

 

ギターが凄く上手い、という印象はなかったですけれど（ミストーンも結構あったしね。でも、そんなこと全く問題にならないくらい表現力があった）、彼の偉大なところはオリジナリティですね。日本の民謡や長唄をアレンジして、立派に、というか驚異的にロックしている。和モノが苦手な私ですら心を震わされたんです。

 

曲中に鏤められるきらびやかなフレーズと、ツイストのリフなどがまた効果的で、それにもやられました。

 

精神的には大きな影響を受けていたのは間違いありません。あのスピリットですね。それとユーモアも。

 

寺内タケシといえば代表曲として、「運命」と並んで挙げられるのが上のアルバム『レッツ・ゴー・エレキ節』の1曲目に入っている「津軽じょんがら節」なのだけれど、いたく私の心を打ったのは2曲目の「さのさ」。

 

この曲のエンディング、心を引きずるように、悲し気に響かせるトレモロ、、、そしてその余韻。

 

ちょっと他の人には奏でられない、考えつかないのではないかと思う。そこにやられてしまった、若き日の高津。。。(^_^;)

 

あと、バンドに3人のギタリストがいて、２人目はもちろんリズムギター（コードをチャカチャカ、チャカチャカとリズミカルに刻む）、そしてもう一人が2ndギター（サイドギターとも言う）といって、曲中はコードをジャラーン、ジャラーンと鳴らし、時にオブリガートを。これがまた非常に効果的で良かった。

 

そしてそれが特にライブではダイナミックさと繊細さと、さらに音の厚みを加えることに成功していたのでは、と思う。最期までとうとう寺内さんのライブを観ることは叶わなかったが。

 

『正調寺内節』の中では「元禄花見踊り」が一番好きです。「勧進帳」よりも「娘道成寺」よりも。

 

公開当時に学校をサボって観に行った『エレキの若大将』のDVDをつい先日買ってしまいました。(^o^;)

 

寺内タケシとブルー・ジーンズが重要な役で出演しているんですよ。

 

他の若大将シリーズはそれほどでもなかったけど、この『エレキの若大将』は面白かったなあ。

 

尤も、憧れのエレキギターが、画面越しにでも観られるだけでワクワクだった訳ですが。

 

父親に中古のエレキギター（ノーブランド。4ピックアップなのに半分は音が出なかった 笑）とアンプ（ビクター。このアンプが良く鳴った）を買ってもらったのはその後だったかな？

 

購入したお店は映画『スウィングガールズ』で主人公の鈴木友子（上野樹里）がサックスを買った「エビスヤ質店」。これホント。(^o^)

 

　　　　　　　　💐　　　💐　　　💐

 

また一人、私のフェイバリットミュージシャンが亡くなってしまったわけです。

 

ですが、そういう人たちの音楽を知って、かつリアルタイムで聴けて、その神髄を味わえたことは、とてつもなく大きな幸せだったと言えます。

 

今は心から「ありがとうございました」と。

　　　　　　　　　　　　　2021.6.30

 

 

 

 

コロナでライブができず、欲求不満がたまるとロクなことがない。。。物欲ばかりが先走って、エフェクターを買っちゃいましたよ。(^_^;)

 

右はTECH21 SansAmpというアメリカのメーカーのBritishという機種。名前がそそる（笑）。アンプシミュレーターということで、どんなアンプもマーシャルの音に変えてやる、という（笑）ものらしいのだが、つまみが多い分だけ音色は変えられて、エフェクターとして使える。

 

ディストーションとして、私好みの音なので、一番気に入っているRAT（もう40年も使っている！）がいつ壊れてもこれで安心、というわけ。ただし、小さなアンプだと調整しやすいが、出力の大きいやつだとこのエフェクター、レベルの調整が細心を要する（ツマミが敏感すぎる）、というのが小さな欠点かな。

 

真ん中のはアコギ用にと入手したFISHMANのAFXというリバーブ。自然な残響音でとても良いのだが、ゲイン（ボリューム）が小さすぎ。ポンコツをつかまされたのかも（中古で買った。でも結構高かった。オレ的には）。

 

それで、これなら、と（代わりに？）ゲットしたのが左のシロクマ君のイラストが可愛いBATH TIME REVERB。相場より安かったのはAnimals Pedalというブランド名に変わる前のNinevolt Pedalsブランドものだったからか。音は大げさなんだけど、絞ればいい感じで使える。

 

空間系エフェクターはめっちゃ電力を消費するので、ACアダプターは必須。酷いものは新品9V電池入れて5分も経たないうちに「もうバッテリー交換せよ！」のランプが、、、（笑）。

 

そんなわけで、ライブ、さあいつでもドンとこい！！・・・なのだが。(^▽^;)

 

新しいVもあるしね。皆さん呼んでくださいね。いつでも喜んで行きまっせ！！

　　　　　　　　　　　　　2021.6.14

 

 

 

やっとのことでYouTubeに私自身でライブ映像をアップできました。

➡高津昌之 - YouTube

 

ここ4～5年のものに限ってですが、今のメンバーになってからの、CD未収録曲（つまり何十年も前の曲ではない  笑）、比較的近年の作のものをメインに上げてあります。

 

今朝「約束」をアップしましたので、今のところ8曲（でもなぜか「約束」だけが別チャンネルに。➡ https://youtu.be/QTbCHxQE8yM　戻したいのだけど・・・）。だけですが、もっと前のライブのものも上げられたらいいな、と思っています。すべては演奏の出来如何によります（笑）。

 

何しろコロナでライブができない昨今、少しでも楽しんでいただけたら本望です。

 

コロナが収束しましたらまたライブをやります。ソロ（弾き語り）が多くなると思いますが、その節はぜひいらしてくださいね。たまに、でいいですから。(^▽^;)

 

ではでは！(^o^)／

　　　　　　　　　　　　2021.3.1

 

 

 

 

昨年末、大晦日も近い日に、月兎の村上常博君からのメールで、レスリー・ウェストが12月23日に亡くなったことを知りました。

 

村上君も以前、ときどきマウンテンのコピーバンドを結成してライブをやっていたぐらいですから、レスリーが彼のフェイバリットギタリストの一人なのは間違いないでしょう。

 

かくいう私も、SERENADEの2つ前のハードロック・バンドではマウンテンのナンバーをカバーしていたぐらい、レスリーのギターとマウンテンが大好きでした。

 

バカみたいな話ですが、今でもその頃のレスリーのギターソロを聴くと、「オ、オレが弾いてるみたい・・・」と、おこがましくもおバカな勘違い、錯覚を起こしてしまうぐらいなんです。

 

それぐらい大好きな、影響を受けたギタリストでした。

 

今もレスリーに少しでも近づこうと、着々と太り中で、2年前から10キロも体重が増えています（笑）。

 

いや、それはまた別の理由によるのですが(^_^;)、また一人、私のヒーローミュージシャンが亡くなったことは悲しく寂しいですし、自分にも刻々とその時が迫っているのだな、と痛感せざるを得ません。

 

それはともかく、超個人的な好みによるものですが、私の大好きなマウンテンの曲トップ5をご紹介したいと思います。

 

①Travellin' in the dark（暗黒への旅路）

　これはイントロのリフからして魅力的だし、メロディも、ギターソロも素晴らしく、加えて何より特徴的なのはレスリーとフェリックスの、水と油とでもいうべき（嵐とホイップクリームとも言う 笑）声が、見事にハモっていることです。これはマウンテンで初めてのこと。ライブバージョンもいいんです。

 

②Theme for an Imaginary Western（想像されたウェスタンのテーマ）

　この曲はコードの流れや美しい旋律もさることながら、レスリーのえも言われぬ、力強くも詩的なギターソロに恍惚とさせられた最初の曲でした。他の曲でもそうなのですが、ギターソロが二度も入って（得した気になる 笑）、そのたびに心奪われます。フェリックスのボーカルがまたいい。

 

③For Yasgur's Farm

　これは上の曲と共通性があるので（平たく言えば、似ている）、2曲まとめて、などと乱暴な考えもあったのですが（そうすれば5つにまとまるので）、さすがにそれはやめて（笑）単独に。で、水と油の声質の2人のボーカルの掛け合いがハマっています。これも新鮮でした。それまではそれぞれが曲ごとに単独でボーカルを取っていたので。これもまたギターソロを聴いてください。特にライブのが圧巻。

 

④Dream Sequence (incl. Roll Over Beethoven)

　アルバム『悪の華』に収録の、初のライブ音源。レスリーのギターソロに始まり、「Roll Over Beethoven」へ続き、それからレスリーのギターとフェリックスのベースの2小節ずつの掛け合い、とメドレーで確か30分近い長さ。にもかかわらず全く飽きさせずに聴かせる。これでマウンテンが真にライブバンドであることを実感。

 

⑤Nantucket Sleighride 

　これもライブが素晴らしい。でも『ツイン・ピークス』の30分を超えるバージョンはやや冗長で、15~17分バージョンのがこの上なく良い。メルヴィルの『白鯨』にインスパイアされた物語性のある歌詞も作品に深みを与えています。

 

次点　Don't Look Around

　これはドラマーの鈴木達哉君から聞いた話なんだけど、この曲の録音時、ドラマーのコーキー・レイングはフェリックスの専横さに辟易していて、「もうやめてやる！」というつもりでハチャメチャにドラムを叩いたんだそう。曲が終わるとあにはからんや、フェリックスがつかつかと歩み寄ってきて、ジーと見つめる。（いよいよクビ！ってわけだ。おお！やめてやるともさ！）と腹をくくっていたところ、フェリックスが「・・・いい！　すごくいい！！」と褒めちぎったんだそうな。コーキー腰砕け（笑）。そんな経緯のある（たぶん本当の話）この曲。ドラムを聴いてください。もちろん曲自体も実に魅力的です。

 

 

♬と、ここまではレスリーのこと中心に書いてきましたが、彼の能力を引き出し、開花させたのはマウンテンのベーシストであり、プロデューサーでもあったフェリックス・パッパラルディの手腕なんです。ソングライターとしても秀逸で、フェリックス在籍時の曲たちを聴けばお分かりいただけると思います。

 

♪♪ディストーションを利かせたベースも存在感があり、斬新で、その音だけでも十分魅力的でしたが、テクニック的にも、メロディを創り出すセンスにも、アレンジメント能力にも驚くべき才能を持っていました。彼あってこそのマウンテンだったのです。

 

🖋だからパッパラルディなしの、ブルース、ウェスト&レイングや、マーク・クラークを迎え入れての新生マウンテン、レスリー・ウェスト・バンドなどは物足りなさのほうが強かったです。ハッキリ言えば半分の魅力もない。すみません。言い過ぎかも。(/ω＼)

 

✇そんなわけで、ギタリストとしてのレスリー・ウェスト、総合的なミュージシャンとしてのパッパラルディを私は敬愛してやまなかったのです。

 

☮そして話は1973年8月の武道館公演のことになります。

 

⛰今年の、関西のおっさんからの年賀状のところでお話ししましたように、当時私は整理員 兼 警備員のアルバイトをしていました（短い間でしたが）。そしてマウンテンの武道館公演のときも、運良くその仕事に割り振られたのです。そしてコンサート開始の1時間くらい前だったでしょうか。やはり控室からそう遠くない場所で（多分任務の指定箇所ではない）、あわよくば、とメンバーが通るのを待ち構えていたんです。

 

🖼そしたら、そしたら、本当にフェリックスが、あの、本物の（当たり前だ）パッパラルディ氏が単独でこちらに歩いてくるではありませんか！！

 

📔私はここぞとばかり、上気しながらも、用意していた当日のパンフレットに、これも用意していた水性ペンでサインをもらったのです。まさに感激の極みでした。そして何度も練習していた言葉 ❛❛ I have great respect for you ! ❜❜ を伝えることができ、彼からはにこやかに ❛❛Oh, Thank you, Thank you❜❜ と、握手までしてもらえたのです。そしたらパッパラルディ氏は用事をするでもなく、すぐに引き返していきました。まるで私にサインをするためだけにやってきたかのように。。。(そんな訳ないけど、いったい用事は？？？)

 

✒その時の私がどれほど興奮状態にあったのかは、ペンにキャップをするのを忘れてバッグにしまい込み、中のものがインクのシミだらけになってしまったことで容易に想像していただけると思います（幸いパンフは無事だった）。

 

◆そして、10年後、彼はマウンテンのアルバムジャケットのイラストレーターとしてもおなじみの奥さん、ゲイル・コリンズに、何と射殺されてしまうのです。二人はおしどり夫婦としても有名だったのに。。。

 

💣️ですから、世の中何が起こるか分かったものではありません。他人事ではありませんよ！　そこのあなた！　あなたもですよ！　あなたの身にだっていつ起こるとも、、、、

 

<m(__)m>失礼いたしました。つい興奮してしまい、、、(-_-;)（なぜだ！？）

 

★そのサイン入りパンフ、ほかのもろもろの宝物と一緒に、屋根裏のどこかにあるはずですが、、、探し出せたら公開しますね。

 

☯今回は長文になってしまいました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

m(__)m

　　　　　　　　　　　2021.1.30

 

 

 

 

高津の2020年5大ニュース

 

今年は何といっても新型コロナの影響で、思うような活動ができず、10もニュースがありません。 (^_^;)　なので5つに絞ってみました。というかやっと5つ(笑)。

 

1位：コロナ禍にもめげず3回もライブを！

 

　1月はもちろんコロナのコの字もな

　かったころなので（ダジャレか！）

　大丈夫なのでした。

 

　3月はいよいよマスクなしでは、、、

　という時期でしたが思い切って。

　お客さんもまだそんなに危機感

　はなく。

 

　7月は緊急事態宣言解除を待って、

　5月から延期の末に。

 

　３回ともジョイントコンサート

　でした。

 

そもそも今年はコンサート５回くらいで良しとしよう、という予定だったので、コロナ禍の中で３回もできたのは大成功、と言えたのでした。

 

バンドでのライブができなかったのは残念ですが、この状況下、それは仕方ないですね。

 

2位：フライングV を買った！

 

　以前のVは今ひとつなところがあった

　ので、タイプが同じで、色と仕上が

　りが良いものがあれば、と探してい

　た。わけではないが、ヤフオクで見

　つけてひと目ボレ。

　(^_^;)　すごく気に入ってます。

 

3位：最高作「さらば箱舟」が書けた！

 

　え？　あれが最高作？　なんて言わ

　ないで（笑）。早く皆さんにご披露

　したいのだけれど、、、。

 

4位：「歌詞の部屋」をHP内に新設。

 

　これで、なかなかの詞も、ひどい

　歌詞もぜーんぶ一目瞭然！(^o^;)

 

5位：アコースティック12弦ギター買いました。

 

　3月の岩橋さんとのジョイント

　コンサートに間に合わせるべく、

　モーリスの古い12弦を（もち

　ろんユーズドです(^o^;)）。

 

　ただ、糸巻きの性能が芳しく

　なく、チューニングに苦労す

　るので、いずれペグを交換す

　る予定です。

　

次点：PHILIPSのヘッドホン購入。

 

　安いやつ（Amazonでも￥3800ぐ

　らい）なのですが中古を送料込み

　￥1010で。その前に買った同社の

　がすごく自然な音で良かったので。

　でもそれはオープンエア型で外の

　音が丸聞こえ。CDを聴きながらの

　練習などには良いのだが、通勤中

　などではちょっと、、、なので密

　閉型を。

 

　オープンエア型ほど良くはないが

（多分グレードの差）まずまずです。

 

と、今年は寂しい限りのニュース5でしたが、でも家族・周囲も含めコロナにかかりもせず、健康に過ごせたことは、とても幸運だったと言えるのでしょう。

 

来年は、コロナの状況次第ではありますが、今年の予定だったコンサート５回、を目標に頑張ります。書きかけの新曲も仕上げたいです。

 

そして、皆さまの健康を祈りつつ、本年の締めくくりとしたいと思います。ありがとうございました。

 

来年もよろしくお願いいたします。m(__)m　　高津昌之

　　　　　　　　　　　　2020.12.30

 

 

 

 

コロナ禍でライブもできず、HP更新もままならない状況下、もうひと月も更新してなかった。(-_-;)　相変わらず週末にスパイスカレーを作ってはいるものの。

 

とは言え、目新しいことが何もなくても、思うままに駄文を綴っていくのもありか、と開き直り（笑）、取り敢えずしばらくはこんな調子でHPを続けていこうかと思っています。

 

つまらんなーと思われたら遠慮なく飛ばしてください。(^_^;)

 

今回は「私の大好きなクラシック曲」です。

 

ジャズは苦手だし、ラテンもシャンソンもレゲエも演歌も民謡も好きじゃないという、非常に狭い範囲の音楽（ロックとポップス、フォークの一部ですね）しか愛好しない私ですが、珍しくクラシック曲に、少なくとも3曲、聴くたびに感動する作品があります。

 

1曲はベートーヴェン交響曲第7番の第2楽章。通称「不滅のアレグレット」です。

 

この曲は、遥か昔（福生時代）今はなき「FMレコパル」という音楽雑誌で松本零士さんの漫画により知ったもの（「週刊FM」「FMファン」という２大老舗FM誌に斬り込んでいった新興誌としては目玉企画が必要で、その最たるものが超大家の漫画家さんたちによる、この音楽ものコミックだったのです。創刊号の第１回は何と手塚治虫さんによるレナード・バーンスタインの感動的なエピソードでした）。

 

そんなにいいものなら、とレコードを買ったはいいが、第1楽章から聞き始めないと気が済まない性格の私。ですがいつも第2楽章に入る前に眠ってしまい。。。。目覚めたときにはとうに第2楽章は終わっていて針は戻りターンテーブルは停止してしまっている。冬だったので、炬燵に入りながらぬくぬくと。。。。気持ちいいんですね、これが。(^_^;)

 

それを何度か繰り返し、そのときも、、、というある日のこと、「なんだなんだなんだ！！　これは！！！」と、ガバと目覚めたのです。えーーー！！、、、な、な、なんだよ、これは。魂が揺さぶられる、って、こんな？？？

 

そうです。何回目かにして、やっとその第2楽章を聴くことができ（途中からですが。初めは夢うつつ）、あまりの素晴らしさに眠気は吹き飛び、感動に打ち震えたというわけ。遅いよ！！！（笑）

 

派手さなんて微塵もないのにズンズンズンと深く胸に迫ってくる波。こんなのは初めての体験でした。そして今もなお聴くごとに。

 

次はラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」（「死せる王女のためのパヴァーヌ」という邦題も）。これは福生に越す前の小日向（文京区）時代にたまたまFMから流れてきて知った。ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団の演奏だった。これもいいんだなあ。。。オープンリール（死語）にエアチェック（これも死語）して、何回も聴いたっけ。。。最初はピアノ曲として書かれたらしい。その後オーケストラ編のスコアが書かれてそちらがポピュラーに。

 

もうひとつはヴィヴァルディ「四季」の「冬」第2楽章。これは有名だからご存じの方は多いでしょう。日本語の歌詞が付いて、「白い道」というタイトルで確かNHK「みんなのうた」で流れていたのを聴いたこともあります。これもまずまず良かったですが。

 

で、この曲はすーーーっと胸の裡に入り込んできて心を浄化してくれます。あー、こんな陳腐な言葉でしか表現できない私のおバカな脳みそ（笑）。

 

他にもたくさんいい曲があるんだろうな、とは思うのですが、なかなか出会いがない。(^_^;)

 

もしこれを読んだ皆さんの中に「これらが好きだというのならきっとこの曲も気に入るだろう。良さが分かるに違いない」というおすすめ曲をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ教えてください、無知な私に。よろしくお願いします。<m(__)m>

 

ほかにもお気に入りの曲があったかもしれませんが、今思いつくのはこれだけ。

 

また何か思い出しましたら続きを書きますね。

 

ではでは。

　　　　　　　　　　　　　　　　2020.11.23

 

 

 

性懲りもなく、またギターを買ってしまいました。(￣▽￣;)　例により中古ですが。

 

日本🇯🇵のB社製。限定生産品だそうで、この赤と黒と白、それぞれ15台のみとのこと。

 

以前持っていた黒のフライングVも同じB社製でしたが、そちらは廉価版のブランドのもの。ピックアップをGibson社製のものに換装したりフレットを削ったり、ポジションマークが小さすぎて見にくかったので、上からやや大きめのシールを貼ったりして自分仕様にしてましたが、このVの、この色にホレまして、思い切って購入を決意。以前のVと他2台を手放しまして資金調達。(-_-;)

 

弾きやすくてとても良いです。大いに気に入ってます。音も普通に良いし。(^^♪

 

ただ、いつこのギターを皆さんにお披露目できるのか、というか、いつライブができるのか。それがねえ、、、、。

 

またまた新曲ができつつあって、それも聴いていただきたいのだけれど。(^_^;)

 

今年はないかもしれないなあ、、、などと寂しい思いに駆られながら。コロナの収束次第なんですよね。自分一人の力ではどうにもならない。

 

それでもまたいつかライブをやりますので、その時はぜひ、皆さんいらしてくださいね。ぜひぜひぜひね。(^-^)

 

ではでは！(^o^)／

　　　　　　　　　　　　　　2020.9.6

 

 

 

初めに、この度のコロナ禍により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、療養中の方々の一日も早い回復を願っております。

 

私にも当然コロナの影響は否応なく押し寄せてきまして、本業の仕事の減少（フリーランスなので収入に直結します）はもちろんですが、一番の困惑はやはりライブができないことです。本当に早く終息してくれることを祈るのみです。

 

で、ライブ（5月予定だった鷹野さんとのジョイントは7月に延期）はもちろん、いつも練習に使用しているスタジオが7月一杯まで閉鎖。状況次第ではそれ以降も。

 

なので練習は基本、家（安普請のアパートです。あ、大家さん、ごめんなさい。えと、素晴らしいアパートです。はい(^_^;)）でしています。でも、ギターはまだしも、歌は、、、大きな声は出せないので、やっぱり物足りないというか、本当の練習にはなりません。本業もほとんど会話がない仕事なので、1週間も経つと声が出なくなり、と言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、年齢のせいもあるのか酷い時は会話に支障を来すほどになります。少なくとも歌える声には全くなりません。

 

そこで、どこか家からそう遠くない場所（自転車で30分以内くらい）に広ーい公園などはないか（歌っても周りにかすかにしか声が届かない広さの場所がたくさんあるぐらいの）、地図で探してみました。

 

が、やはりないんですね。少なくとも近くには。一番近くでも小金井公園かな。あとは所沢の航空公園。でも、どちらもやっぱりちょっと遠い。自転車で行けないことはないけど、到着時点で疲れ切っている。ダメだこりゃ。(^_^;)

 

ところが、まあまあの広さの、緑色（公園の印の黄緑色ではない）で塗られている箇所があちこちに少なからずあり、ん？　なんだ？　と思ったら凡例に「緑地・ゴルフ場」とある。家からも行けそうな距離の所にもぽちっと。お！

 

ゴルフ場は無理だけど、公共の緑地で、一般人入場可な所ならできるかも、と、とにかく行ってみることにした。

 

そしたら入場可で、思ったほど広くはなかったけど、とにかく森林地で、南北には広く、そちらは声の心配はない。東西は200mほどあって、その真ん中にいれば、家も林の向こうにかすかに見えるけれど、窓を閉じてくれていれば大声で歌ってもまず声は届かなそうな距離。人けもない。

 

ただ公園ではないので、ベンチなどはなく、ホントに細い道が貫いてるだけ。

でもその細い道から2mぐらい離れた箇所に丸太を重ねたオブジェ？　ベンチ代わり？　があって、そこがちょうど東西の中間地。おー！　ここならいいじゃん。と早速練習場所に決定。最初は恐る恐る声を出していたけど、誰も来る様子がなかったので、途中からは普通に声を出して歌ってました。

 

ただ、近くに空き地になっている箇所もあり、2回目に行ったときはバドミントンをやりに親子が。こちらのことは全然気にしている様子はなかったけどこちらはやや気になる。

それと帰りに、昆虫採集に来たらしい、捕虫網と虫かごを持った親子とも行き交いました。まあ、たとえ練習中でもその邪魔にはならないかな、と。。。。スタジオ再開まではここでやるつもりです。日中に限られますが。夜中は不気味でしょ？　歌うほうもかすかに聞こえてくるほうも。(^▽^;)

 

距離も家から自転車で15分ほどだった。最初はもっと遠くに感じたけど。

 

でも今日のような雨の日はできない、、、(-_-;)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020.5.16

 

 

 

 

新曲『さらば箱舟』がやっと完成を見ました。現在の最高作です。(^o^)

 

実はこれ、福生時代に歌詞は殆どできていたものの、Aメロ以外の旋律が思いつかず、お蔵入りになっていたもの。

 

詞の内容から言って、これは婚約解消か離婚を歌ったと思えるものなのに、それが最高傑作っていったい？・・・（笑）

 

当時（1984年頃）、もちろん結婚前だし、婚約するような予定も、いや相手すらいなかったですからね、なんでこんな歌を書いたのか自分で自分が分かりません（笑）。(あー、そうか。「赤い黒子」を読んだからだな、きっと)

 

つい先頃、「いつまでも、できないできないじゃあいけないなあ」と一念発起し、BメロとCメロが書けて（特にCメロは思いがけない旋律になった）完成に至ったもの。

自分でもかなりの出来だと思う（またもや自画自賛 笑）。これを超えるのは次回作『三日月の夜』（これもモチーフは1996年頃にできていて、未完成）だな。てへへ。いつできるんかいな。

 

多少は元の歌詞から変えた箇所あり。未熟と思えたりメロディに合わせたり、インパクトを求めたりで。

例：進路を取って➡舳先を向かわせ

　　そのために生まれて➡そのために生まれた

　　２つの心も➡寄り添う心も

　　古い地図は捨て➡古い地図を捨て

以後も、多少の変更はあるかもしれません。

 

全歌詞は次の通り。

 

　　『さらば箱舟』

 

昨日見た夢は 緋色の翼で 空を行く箱舟

いつかは行き着く 新しい世界に 舳先を向かわせ

ああ 2人の想いをオールに 舟は進む

ああ 煌めく言葉と 優しい歌を乗せて

君と歴史を創る そのために生まれた

繋いだ手と手の温もりは いつまでもと　ああ

 

紫の空は 彼方の地平と 緩やかに溶け合う

永遠（とわ）に変わらない ものなどはないと いつしか黄昏る

ああ 偽りの糸で 織られた真実に

ああ 寄り添う心も やがて離れてゆく

遥かな国へ導く 古い地図を捨て

果てない痛みと今 ひとり舟を降りる　ああ

 

1番では落花流水の如き2人だったのが、2番ではもう離別の危機、というか決定的に。・・・いったい何があったというのでしょう（笑）。

 

何かがあったはずの（笑）1番と2番の間には、思わせぶりに（笑）少し長めの間奏を入れています。

 

このところの私の曲に多い転調もあります(「あー」もある 笑)。Bメロで。

 

一日も早く皆さんに聴いていただきたいのですが、何しろ新型コロナ騒ぎのこの大変なご時世。

一応5月にライブ予定があるものの、予断を許さぬ状況です。(6月1日追記。7月12日(日)に延期です。この日に必ずやります)

 

「何かやろうぜ会」も、その影響で次回の打ち合わせ（という名の飲み会）が延期。次回は未定。

 

取りあえず何か変更・進展等がありましたらこちらのHPでお知らせしますので、時々はご覧になってくださいね。

 

よろしくお願いいたします。<m(__)m>

 

ではでは！(^o^)／

　　　　　　　　　　　　　　　　　2020.3.29　大雪の日

 

 

 

 

シェリル・クロウのアルバム『wildflower』。これが素晴らしい。

 

2005年発売の、5枚目のスタジオアルバム。ライブ盤やベスト盤（馬鹿にしちゃいけない。これにしか入ってない「First cut is the deepest」はキャット・スティーヴンスのカバーなんだが、これがものすごくいいのだ。DVDのみに収録のライブ演奏はそれに輪をかけて良い）を含めると8枚目ってことになる。

 

商業的には成功しなかったらしいが、これが売れないのなら、世間の耳は節穴だ。

 

そういう私も最初は聞き流してしまって、その素晴らしさに気づくことがなかったので、人のことは言えないのだが。

(-_-;)

 

相当経ってから2回目（たぶん）に聴いたときに、その音楽に魂を奪われて動けなくなってしまった。それが、2018年の2月ごろのこと。うわ！発売から13年も経ってからかよ！！

　　　　　　　　　　　　　　2019.11.2　　

　[続き]

 

 「I Know Why」「Perfect Lie」「Good is Good」「Chances are」と続き、そして、そしてアルバムタイトル曲の「Wildflower」。。。。他にも「Lifetimes」「I Don't Wanna Know」「Always On Your Side」最後の「Where Has All The Love Gone」まで釘付け。

 

名曲ぞろいのアルバムを聴くたびに「生涯、このアルバム1枚があるだけでいい」と思うものだが、まぎれもなく、これもその一枚。

 

今から30年以上前にMy Best 10 Albumsというのを、北山君などとやっていたDisk Islandというミニコミ誌に発表したことがあるが、時が経った今はさすがに半分以上が入れ替わるかな？　どうかな？　下がそれ。ついでに北山君のも。

シェリルのこのアルバムは当然この中、いや、トップ5に入ると思うけど、さて、では代わりにどれを外すかな。ハケットかEL&Pかな？　クリムゾンはもう1枚、「太陽と戦慄」か「暗黒の世界」、または「Red」が入ると思われるのだが。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020.2.16

 

 

 

 

高津の2019年の総括。と、10大ニュース

 

2019年の総括。

 

昨年、2018年は言ってみればユニットの年でした。20回以上やったライブのうち約半分がそれでしたから。

 

今年はまたソロに回帰。それでも11回ほど弾き語りライブを。

 

高津バンドはできなかったけれど、セレナーデその他を含めると総ライブ数は計15回。

 

ソロとしてのスキルは、少しは上がったかな？(^_^;)

 

やっぱりセレナーデの再結成コンサートは特別で、感慨深いものがあります。

 

もう二度とないかもしれないけれど、そのときの感覚は生涯を通して残っていくでしょう。貴重な記憶のひとつとして。

 

さて、来年2020年は、オリンピ・・・いや（笑）ジョイントコンサートの年になる予感です。

 

もう10日後には岩橋さんとのライブを控えてますしね。(^_^)

 

他にも、素晴らしいミュージシャンとの共演を考えています。

 

皆さんにその方々の音楽・演奏の魅力を知っていただきたいので。

 

もちろん、その方のファンに私の音楽を聴いていただいて、私のファンにもなってもらおうという魂胆もあるんですが(笑)。

 

とにかく、来年もまた高津の音楽・ライブにご期待ください。

 

宜しくお願いいたします。

 

本年もありがとうございました。

m(_ _)m

　　　　　　　　　　　　2019.12.26

 

そして高津の10大ニュース！

 

  1位：SERENADE再結成ライブ

       やっぱり1位はこれですね。小松君の

　追悼にもなったし。

　　清生君が11月の新●月プロジェクト

　公演にゲスト出演していたから、次に

　SERENADEライブがあるとしたら、

　今度は彼も出演してくれるはず。

 

  2位：LUNAのアコースティックギターを購入

　もうギターはこれ以上いらないと

　思っていたが、これを見て、

　「欲しい！！」と強く思った。

　これでソロの本気度が高まった。

 

  3位：関西のおっさんにやっと会えた

　　2月にほんのちょこっと。11月に

　上記の新●月公演後にじっくりと。

　　そしてあの家族イラストをいただい

　た(^o^)

 

  4位：新しい重要な音楽仲間と知り合いに

　　5月にはねえりさん、6月に岩橋さん、

　　そして11月に鷹野さん、と、高津に

　　とっては最重要になる人たちに！

 

  5位：VOX の弾き語り用アンプ購入

　　 VOX のVX50 AG。これでソロライブ用

        機器は完備！(^o^)　外観はめちゃ地味

　　（笑）だけど。

　　   それからNobels (ドイツ)の15Wも。

　　これはもっぱらソロでのエレキ用。

        木製のキャビネットがいい感じ。(^-^)

　　　それとボリュームペダルも買いま

　　した。フェイドアウト用に（(^_^;)）。

 

  6位：新ウォークマン購入

　　前のが容量一杯になった（64GB）

　　ので、128GBのを。

　　　もちろん中古で(^_^;)。で、凄く

　　音質が良くてびっくり！

　　　これがハイレゾ？　でもハイレゾ

　　って、そういう録音をしたものじゃ

　　ないと高音質で聴けないのでは？

　　　だけど明らかに音が良い。なぜだ？

　　　調べてみると、ウォークマンに入れ

　　た時点で、高音質になるよう設計

　　（再設計？）されているらしい。

　　　印象をたとえて言うと、前までの

　　は音が左右20センチ、奥行き10センチ

　　ぐらいで聞こえていたのが、新ウォー

　　クマンは左右5メートル、奥行き2メー

　　トルぐらいに広がった感じ。

　　　しかも音が明らかに明瞭に。いつま

　　でも聴いていたくなる。

　　　もう古いウォークマンやiPodには

　　戻れない！(￣▽￣;)

　　　iPodは壊れちゃったけど。。。。

 

  7位：娘たちと10年ぶり共演

　　　1人になって音が寂しくなったから

　　（？）10年ぶりに手伝ってもらった

　　　よ。2人とも仲々いい声。(^-^)

 

  8位：あの旧ロアンでライブ

　　念願叶って、やっと旧「ロアン」で

　ライブ。でもやっぱりロアンさんがいる

　ときにやりたかったな。。。。。

　　　　

　※ここからはオールジャンルで（音楽関連だけでは10に満たない (^_^;)）

 

  9位：樹村みのりさんに会えた！

　　（ゴメン！これ昨年の12月29日だった。

　　でも許して(^_^;)）

　　　想像とは随分印象が違ったけど、でも

　　ご本人にお会いできたので、満足。(^-^)

 

10位：スマホに買い替え！

　　携帯が、、、いやタブレットが壊れ

　　たので仕方なく、、、

　　　操作はもうだいぶ慣れました。でも

　　文字打ちは、どうしても右隣の文字

　　に触れてしまい、、、(-_-;)　もう酷

　　いことに。

 

 残念だったのは高津バンドでライブができなかったこと。ちょうどCD『信号』発売10周年だったんだよね。それで。

 

 

　以上、高津の今年の10大ニュースでした！(#^.^#)　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019.12.29　　

 

 

 

 

すみません。またしても楽器、ギターの話なんですが、新しいエレアコ入手しました‼(#^.^#)

 

新しい、といっても中古なんですが（笑）。

 

画像はまだ撮ってないんですが（注：やっぱり画像がないと寂しいので外で撮りました）、24日のSCENTコンサートで使用予定です。

 

日本にはほとんど入っていない機種で、サウンドホールの形が非常に特徴的。あと、LUNA GUITARSというだけあって、ポジションマークが月の満ち欠け。そこだけは目立ちます。他は地味（笑）。でもそれがいい！　音も普通に良い、、、かな？(^_^;)？

 

糸巻きがちょっと良くない・・・です。。。(^_^;)　替えようと思っています。

 

あと、なぜだか理由は分からないのですが、弾いてて飽きない。だからいつまでも弾き続けてしまい、指が痛くなる。これが欠点。ん？（笑）

 

イギリスのブランドで、製造は中国。だから高くない。むしろ安い（しかも中古だし）。だから買えた。でも借金した（貧民です 笑）。

 

これでますますソロ活動に熱が入るかな？？

 

24日をお楽しみに！！(^_^)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019.8.18

 

 

 

　

 

使用ギターについてここまで書いたらリッケン12弦について書かなければいけないよね。

 

12弦については過去にこの欄で少し触れたけど、今回は現在使用している12弦ギターについて。

 

以前はフェルナンデスのプロトタイプ（試作品）SG型12弦を使用していて、失くしてしまったことについては書いたけど、それは1987～1988年あたりの、友人の結婚式の帰りに車に積み忘れたのを（路上に放置）気付いてすぐに戻ったけど、もうすでになかった、というもの。

 

「管理不行き届き」と責任を感じた妻が、かねて私が憧れていたリッケンバッカー12弦（ジョージ所有と同型の360/12 Fireglo）を、薄給にもかかわらず、かなり無理をして買ってくれた、という次第なんです、実は。当時で35万ぐらいだったと思う。レスポールより高い！！！

 

だからもし離婚することになっても、このリッケンだけは置いていかねばならないのだ・・・（笑）。

 

特徴は何よりネックが細いこと。他の12弦ギターは6弦分多いだけネック幅が広がっているわけだが、リッケンは何しろ6弦ギターのボディ(当然ネックも)をそのまま流用しているので、細いまんま（だからオレ的には弾きやすい）。

 

あとはちょっと専門的になるけど、副弦（2本並んでいるうち細いほうの弦）が主弦（太いほうの弦）の下側にあること。他の12弦ギターはみんな逆（細いほうが上）なんだよね。原理上そのほうが高音がクリーンに出るはずなんだけど。。。

 

で、未だロジャー・マッギンのような良い音が出せていない。恐らく使用ブースター（現在ので4～5台目）に原因があると思われるが、予算上そんな高価なのは買えないし、、、最初に買ったハンドメイドのものがかなり良かったけれど、壊れてしまった。。。

 

リッケンが故障した時に備えてヤマハの❝パシフィカ❞を。これは音はまあまあ、というか普通に良いけれど、やはりネック幅が広い（それが普通なんだけどね）のでやや弾きづらい。オレ的にはね。今は出番がないけれど、HARMISH（ビートルズコピーデュオ）の時はメインで使ってました。ま、リッケンを出し惜しみしてただけなんだけど（笑）。これもたまには使ってやらなくちゃね。(^_^;)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019.5.3

 

 

 

 

今回は音楽について、じゃなく楽器（エレキギター）について書きますね。^_^;

 

1971年に半年間昼夜働きに働いて（正確には昼勤と夜勤を交互に。(^-^;）夜勤から昼勤に替わる時が睡眠時間が短すぎて疲労困憊。食事は安く上がるうどんライス。唯一の楽しみは1週間に1回のバナナと小説本を1冊）、念願のレスポール・デラックスを購入（スタンダードは当時製造終了していた。のちに再開するけれど）。やっぱり、ポール・コゾフのあの音色に憧れて。ジミー・ペイジに、ではないんです。

 

当時は金色塗装のものしか製造していなく、特別注文した色だったため、3か月後にアメリカから空輸で届く。

 

1ドル360円の時代、ハードケース含めて約30万円でした。当時ギブソンはケース別売りで、１万5000円だったかな（フェンダーはケース付きだったのに）。ギターが27万5000円+色特注１万5000円くらい。細かい数字はうろ覚えですが。ソフトケースなんてできるのはずっと後の話で。できてからも最初は怖くて使う気になれなかったですけどね。あんな薄っぺらい生地でギターが守れるか！ってんで。

 

その念願のレスポール、入手した当時は抱いて寝ましたよ。「俺が一生添い遂げてやるからな」って。加山雄三か！！（笑）

 

それをなぜにSGに乗り替えたのか。しかも2本も持っている。

 

いや、正確には青と黒ではネックの太さやピックアップの出力などをはじめ、細かいところも色々異なるのだが。

 

とは言ってもレスポールは売り払ったわけではありません。ちゃんとありますよ。部屋の隅の奥の奥のほうに（いや、それアウトでしょ）。ご、ごめんなさい。。。<m(__)m>

 

で、なぜSGに？　という理由ですが。

 

実はオリジナル曲が増えるにつれ、22フレット（ギターのボディ側ギリギリのフレット）まで目一杯使う曲が多くなり、それだとレスポールでは非常に弾きにくいんです（せいぜい20フレットぐらいまでが何とか弾ける限界。オレはね。G・ムーアなんかは22フレットだろうと軽々と弾きまくっているけど）。

 

それがSGだとボディ側ネックの付け根が上下とも（両側とも）極端にと言っていいぐらい、えぐれているために（写真参照）非常に超ハイポジションが弾きやすいんです。

 

デザイン的には好みの分かれるところでしょうけどね。でも、軽いので長時間演奏し続けても非常に楽です。レスポールはすごく重いんですよ、実は。それが音色にも影響していると思いますが。

 

最初は2013年に青のSGを。その弾きやすさに味を占めて黒まで。(;´∀｀)

 

音色的にはレスポール・デラックスは最高です。ネック側ピックアップの、あのとろけるように甘い音は他のレスポール（例えばスタンダード）でさえ出せません。ブリッジ側は恐ろしくシャープ！だし。それが他のレスポールだと（SGもそうなんですが）、けっこうガサツな音になります。

 

でもあの弾きやすさには代えられず、、、というわけなのでした。((+_+))

 

ところが最近、ああ、、、不憫なレスポール。。。。という思いがふつふつと。💧💧

 

なので22フレットまで使わなくてもいいような曲ではレスポールを使おうかな、という気持ちになってきています（このところちょこっと弾いてあげてます）。

 

この分だとライブに持っていき、両方を使い分ける時があるかもしれません。ですので、その時は両方のギターの音色の違いも堪能してくださいね。想像以上に楽しめますよ。きっと。(^o^)

 

あ、でもその時は12弦までは持っていけないなあ、さすがに、、、(;'∀')

 

以上「哀れなレスポールを救え！大作戦」（笑）の巻でした。(#^^#)

 

ついでに言いますと、一度ライブで用いたフライングV（日本のB社製のグレードダウンブランドのもの）は、やっぱりアンディ・パウエルのあのメロディアスなソロと音色が好きだから。

 

ピックアップをギブソンのに換装してあり、作りも良いので（所々に手抜きもあり、メンテしましたが）音も良いです。アンディのとは型が異なるのだけど、こちらのタイプじゃないと超ハイポジションが弾きづらいので。

 

ときどき使用しているストラトタイプ（日本のF社製）のは、ボディの色味（グリーン）と白いバインディング（縁取り）の美しさに惹きつけられて。元々付いていたネックは21フレットのものだったので22フレットのネックに換装（同じメーカーのなのに幅が微妙に違ってて、少しずつ削ってやっと嵌め込んだ）。超ハイポジションは弾きづらいのだけど何とかやってます。(^-^;

 

ではでは！<m(__)m>（今気付いたけど、ストラップもそれぞれ異なっているね）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019.3.31

 

 

 

 

セレナーデ再結成コンサートから約1か月、あれは自分にとっていったい何だったのか、どんな意味を持っていたのかを、思うままに綴ってみようと思います。

 

セレナーデの再結成を願って北山君と花本君にそれを持ちかけたのは私です。

 

2017.1.10の3人の新年会で「新しいプロジェクト」と言ったのがそれでした（「日々のこと アーカイブ」参照）。

 

ただ、そもそもの一番大きな目的は小松君を表舞台に引っ張り出すことだったのです。私の個人的な思いでしたが。

 

やっぱり小松君は私にとって今でも最高のドラマーで、もう一度彼と一緒にプレイしたかった。あのまま埋もれさすのはもったいないし、彼のドラミングを一人でも多くの人に聴いてほしかったんです。

 

ベンチャーズのコピーバンド（最近はトリビュートバンドと言うらしい）をやっていたりしてたけれども、それだけでは彼のドラムの素晴らしさは分からない。やっぱり、セレナーデの曲でこそ彼の凄さは発揮される（と思う）。

 

ときどき電話で連絡を取っていて、彼も再結成に乗り気だったんです。

 

が、彼の体はすでに病魔に冒されていて、、闘病生活が長引くにつれ、、、最初は「病気が治ったら、、、来月か再来月には退院の予定だから、、、」と言っていたのが、入退院を繰り返すにつれてだんだん声も弱々しくなっていき、、、ついには「こんな、状態だから、、誰か他のドラマーを立てて、、やってくれて、いいよ・・・」と言うまでに。

 

そうなってしまうと、私の本来の目的もなくなってしまい・・・賛同してくれていた鈴木清生君も意欲を失ったようで、再結成の話は自然消滅のようになっていきました。

 

そしてとうとう小松君は亡くなってしまいました。

 

ある程度覚悟はしていたつもりでしたが、実際に訃報に接してみると・・・

 

簡単に言葉にはできない思いが渦巻きました。大昔の話ですが、彼とは個人的にも色々あったので。。。

 

ところが、「静かの海」コンサートの前座として、再結成話が再燃。

 

私としてはもはや、ファン（いるのか？）のためのライブ、という意味合いが強いものになっていったわけです。

 

もちろん、小松君はもういないけれども、自分の心が一番輝いていた時期の、愛すべき名曲たちを再び北山君・花本君、それに桜井君と一緒に演奏できる、当時にタイムスリップできる、という嬉しさもあったのは確かですが。

 

そうして個人練習、バンドリハへと続いて、少しずつ気持ちも高まってゆき（小松君の代役を務めてくれる谷本君のドラムがこれまた良く、乗せられました）、いよいよ当日を迎えました。

 

さて、実際にライブをやってみて、、自分的にはどうだったのか。心境に変化はあったのか？

 

・・・・・・いやもう、ただただ素直に楽しかったです。

 

昔のようには弾けない、というジレンマも多少ありましたが、それよりも、もう一度演奏できた、みんなに聴いてもらえた、念願が叶ったという喜びの方が数倍大きかった。

 

それだけにやりきったという思いが強く、、ライブ後は燃え尽きてしまい、もう脱け殻同然になってしまうのでは、という心配もあるにはあったのですが、、、、違いました。

 

今回のライブのことはしっかり自分の精神的な財産として残っています。

 

そして階段を1段だけ昇れたように思えて、そこからまた一歩、踏み出していける気がしている今日この頃なんです。

 

そんなわけで、セレナーデの再結成コンサートを企画、実現させてくれた花本・北山両君を始め、ミュージシャン、スタッフの方々に感謝いたします。

 

また、あの日わざわざセレナーデの演奏を聴きに来てくださった皆さん（「静かの海」のついでに、という人たちだけではなかったはず）には特にお礼を言いたいです。

 

ありがとうございました。

 

高津はこれからも自分の音楽を追究していきます。

 

宜しかったらライブにも来てください。お待ちしています。

 

ライブ後は忙しそうに楽器の片付けをしていますが、私は人より仕事が遅いので焦っているだけです。(^_^;)

 

なので、気軽にお声をかけてくださいね。それが一番嬉しいので。

 

ではでは！♬♬　<m(__)m>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019.3.5